合気道 私の好きな本 おすすめの一冊


合気道――稽古とこころ (現代に生きる調和の武道)

合気道愛好者必見の、深い洞察に満ちた一冊、「合気道 稽古とこころ (現代に生きる調和の武道)」をご紹介します。

この本は、合気会 植芝守央道主の著書で、合気道の「稽古」や「こころ」を、今の時代に合った言葉でわかりやすく伝えています。

この本は三つの部分に分かれています。
歴史-合気道あゆみ-
稽古とこころ
道統

この本を私が好きな理由は、私の疑問に明確に簡潔に答えてくれているからです。

合気道を続けていると、いろいろな疑問が浮かんできます。
その答えは稽古しながら見つけたり、いろいろな方に教えていただいたりします。
ただ、答えが一つじゃない時もあって、迷うこともあります。
それをこの本が、方向を指し示してくれます。
例えば、時折り考える「硬い稽古と柔らかい稽古」、必ず言われる「呼吸力」、「気」についても、道主の考えが書かれていて稽古をしていく上でとても参考になります。

私が3級の時によく「天と地と一体になるように」と言われて「どういうこと?」と思いながら稽古していたことも、道主の考えが説かれています。
今はなるほど!と思いますが、あのころ読んでいたらどう思ったのかな、と昔の自分を振り返りながら、新たな理解を得る楽しみも感じています。

この本は何度も手に取りたくなること間違いありません。
時間が経つにつれて、その言葉の深みが浮かび上がり、新たな洞察が生まれることでしょう。
合気道への情熱を抱く方にとって必携の一冊です。

最後に、私の心に深く刺さった一節をあなたへ紹介します。

「継続するのだ」という気持ちを続けていれば、振り返ってみた時に必ずいい形になっているはずです。

この言葉を胸に、日々の稽古を一緒に励みましょう。
そして、「即、結果を求めない」という考え方も大事にして、過程を楽しみ、より深い充実感が得られることを体感しましょう。


合気道――稽古とこころ (現代に生きる調和の武道)

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