合気道 私の好きな本 おすすめの一冊


合気道――稽古とこころ (現代に生きる調和の武道)

私がおすすめする1冊は、この本です。

「合気道 稽古とこころ」 現代に生きる調和の武道 
合気道道主 植芝守央 内外出版社

この本は合気道 道主の「稽古」に対する考え方、稽古の「こころ」について、今の時代にあった言葉で書かれていてとても読みやすい本です。

本書は

  • 歴史-合気道あゆみ-
  • 稽古とこころ
  • 道統

という構成になっています。

この本を私が好きな理由は、私の疑問に明確に簡潔に答えてくれているからです。
合気道を続けていると、いろいろな疑問が浮かんできます。
その答えは稽古しながら見つけたり、いろいろな方に教えていただいたりします。
ただ、答えが一つじゃない時もあって、迷うこともあります。
それをこの本が、方向を指し示してくれます。
例えば、時折り考える「硬い稽古と柔らかい稽古」、必ず言われる「呼吸力」、「気」についても、道主の考えが書かれていて稽古をしていく上でとても参考になります。

ちなみに私が3級の時によく「天と地と一体になるように」と言われて「どうすんの?」と
思いながら稽古していたんだけど、それについても道主の考えが書かれています。
今はなるほど!と思いますが、あのころ読んでいたらどう思ったのかなと昔を振り返る楽しみもあります。

この本は、その時々に読み返すと私の心に留まる言葉が違っていて面白いので手元に置いています。
合気道はいろいろな考えたがあるけれど、合気会会員の方にはぜひ読んでもらいたい一冊です。

今回、「私の好きな本 おすすめの一冊」を書くのに、読み返して心に留まった文章は、

「継続するのだ」という気持ちを続けていれば、振り返ってみた時に必ずいい形になっているはずです。

という文章です。
「継続するのだ」という言葉を胸に明日も稽古に励みます。


合気道――稽古とこころ (現代に生きる調和の武道)

あと、ちっとも出来ない!(>_<) と思っちゃうから、「即、結果を求めない」という言葉も忘れずに稽古します。

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